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Channel: 流通 | リアルエコノミー
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アークス、地震・停電の商品廃棄損は8億5千万円

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 アークス(本社・札幌市中央区)は11日、9月6日に発生した北海道胆振東部地震による損失が約8億5000万円だったことを発表した。(写真は、9月7日の「スーパーアークス菊水店」)

 同地震及びこれに起因したブラックアウト(全域停電)によりアークスが道内で展開しているラルズ(本社・札幌市中央区)、東光ストア(同・同)、福原(同・帯広市)道北アークス(同・旭川市)、道南ラルズ(同・函館市)、道東アークス(同・北見市)など子会社が被った商品廃棄損は7億5000万円だった。また、店舗の一部破損の被害で建物、設備の復旧にかかる費用は約1億円を見込んでおり、地震と停電による被害は約8億5000万円だった。

 アークスでは、これら被害額を2019年2月期に特別損失として計上するが、通期の連結業績予想には変更はないとしている。


大和リースが道立共進会場跡地で複合商業施設「BRANCH札幌月寒」着工

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 大和ハウスグループの大和リース(本社・大阪市中央区)は、札幌市豊平区月寒東3条11丁目の北海道立産業共進会場跡地で複合商業施設「BRANCH(ブランチ)札幌月寒」(仮称)の建設を開始した。(写真は、産業共進会場跡地)

 道は昨年6月、道立産業共進会場跡の敷地の内、3分の2を札幌市に優先売却し、3分の1(約1万3400坪=4万4173㎡)を公募型プロポーザルで大和リースに売却した。売却額は、22億7154万円で道があらかじめ決めていた最低売却価格7億7750万円の約3倍にものぼった。敷地は白石藻岩通に面して三角形の形状をしている。

 大和リースは、昨年7月に跡地利用を公表。『緑豊かな周辺環境との調和を保ち、地域住民の交流の場となる公園機能を兼ね備えた人・まち・緑がつながる憩いの空間』を標榜。敷地を健康増進ゾーン、生活利便施設ゾーン、子育て支援、チャレンジ支援ゾーンに分け、芝生広場、駐車場ゾーンを設けるとした。

 スーパーマーケットやフィットネスクラブ、クリニックモールなど7棟を建設、延べ床面積は合計4636坪(1万5300㎡)。駐車台数は469台。施設の一部は2019年4月に開業し、全館のグランドオープンは同年6月の予定。

「BRANCH」は、大和リースの複合商業施設ブランド。大きく広がる木の枝をイメージ、地域のコミュニティを育む拠点として体験型施設や交流スペースを設けた新しい形態の複合商業施設。現在、「神戸学園都市」(神戸市垂水区)と「茅ケ崎」(茅ヶ崎市)の2ヵ所を展開している。なお、大和リースは「フレスポ」の名前で商業施設を全国展開しており、道内では10ヵ所の「フレスポ」がある。

「トライアル屯田店」は12月5日オープン、低価格で年末商戦に参戦

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 ディスカウントストア(DS)の「スーパーセンタートライアル屯田店」(札幌市北区屯田9条12丁目)のオープン日が、12月5日(水)に固まった。当初は11月末が予定されていたが、12月に入ってから年末終戦を目掛けて営業を開始する。
(写真は、オープン日が告知された建設中の「スーパーセンタートライアル屯田店」)

 店舗の立地場所は、屯田4番通沿いで、医療法人栄杜会小原病院の東隣。札幌市北区と石狩市の境界に近く、屯田側と石狩市内から集客が見込めそう。「屯田店」の店舗面積は、約645坪(2130㎡)で生鮮品から医薬品、日用品、衣料品、家電など「何でも揃う常識破りの激安価格」(トライアルのキャッチフレーズ)で24時間営業する。
 
 現在の建設状況は、写真のように外壁も整備され、残り1ヵ月半かけて急ピッチで工事が進められる。既に屯田4条通に面した敷地には、高々と店名を冠したポールサインが掲げられており周辺住民への告知活動も進めている。
 店舗を運営するトライアルカンパニー(本社・福岡市東区)は、10月3日に「スーパーセンタートライアル小樽朝里店」(小樽市)をオープンさせており、「屯田店」は道内23店舗目になる。
※建設中の店舗前に掲げられた横断幕には12月5日オープンと表記されているが、オープン日は書き換えることができる状態になっており前後する可能性がある。

イオン北海道、人事異動

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 イオン北海道(本社・札幌市白石区)は、10月12日付で人事異動を実施した。敬称略。(写真は、イオン札幌栄町店)

▷営業本部SC事業部イオンモール札幌平岡SCマネージャー(営業本部SC事業部イオン札幌元町ショッピングセンター・イオン札幌栄町店SCマネージャー)後藤昌紀▷営業本部SC事業部イオン札幌元町ショッピングセンター・イオン札幌栄町店SCマネージャー(営業本部道央第1事業部イオンスーパーセンター三笠店長)中野雅人▷営業本部道央第2事業部イオンスーパーセンター三笠店長(営業本部道央第2事業部イオン新さっぽろ店食品販売課長)木ノ瀬吉亮

北雄ラッキー、ブラックアウト損失1億7700万円

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 北雄ラッキー(本社・札幌市手稲区)は12日、北海道胆振東部地震及び地震発生直後のブラックアウト(全域停電)によって商品廃棄や建物損傷で1億7700万円の損害が出たと発表した。(写真は、北雄ラッキー「千歳錦町店」=2014年6月25日撮影)

 北雄ラッキーは、この日が2019年2月期の3~8月中間決算の発表日。それに合わせて損害額を公表した。地震で千歳市の「千歳錦町店」などで外装、内装の損傷があったほか、ブラックアウトによって冷凍食品やアイスクリームなど冷凍冷蔵商品の廃棄を余儀なくされ、廃棄損と修繕費用で1億7700万円の損害が出た。損害は第3四半期(9月~11月)に計上する。

 同社は、これら地震とブラックアウトの被害に加えて7月豪雨の影響や電気、ガス料金の値上げ、日用食料品値上げのほか、消費者の生活防衛意識や節約志向の高まりで通期業績を下方修正した。売上高は、当初の416億円から411億円に、営業利益は当初の4億3800万円から3億8000万円に、純利益は当初の2億4500万円から1億1000万円にそれぞれ引き下げた。

セコマが北海道苫前産かぼちゃ使ったソフト発売、12万個限定で復興応援

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 セコマ(本社・札幌市中央区)は、きょう13日から北海道苫前産のかぼちゃを使用した「Secoma北海道かぼちゃソフト」をセイコーマート全店とグループ店舗で12万個限定販売を始める。(写真は、「Secoma北海道かぼちゃソフト」)

 セコマは、2015年から北海道産かぼちゃを使用したオリジナルかぼちゃソフトを販売、累計販売数量は24万個に達している。今回は、JA苫前町(苫前郡苫前町)の協力で調達した苫前産かぼちゃのみを使用したかぼちゃソフトを発売することになった。

 セコマグループの豊富牛乳公社(天塩郡豊富町)で製造した牛乳や生クリームを使用しており、かぼちゃの甘さとミルクのコクが特徴のソフトに仕上がった。製造は、セコマグループのダイマル乳品(苫前郡羽幌町)が行う。

 セコマは、北海道胆振東部地震に係る緊急経済対策官民連携協議会の構成機関で、「北海道かぼちゃソフト」は復興に向けた取り組みとして北海道留萌振興局の推薦を得ている。北海道1100店舗のセイコーマートでは税込み200円、茨城県84店舗、埼玉県9店舗のセイコーマートでは同220円で販売する。なお、セコマグループ会社のセイコーフレッシュフーズ(本社・札幌市白石区)がボランタリーチェーン本部の北海道のハマナスクラブ店舗約50店舗では、15日から販売する。

「セイコーマート」が岩見沢市7条西20丁目に新店舗

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 セコマ(本社・札幌市中央区)は、岩見沢市7条西20丁目に「セイコーマート」店舗の建設を進めている。既に写真のように店舗外観が見え始めており、11月にはオープンの見通し。(写真は、岩見沢市7条西20丁目で建設中のセイコーマート店舗)

 建設場所は、6条通沿いで社会福祉法人萌佑会特別養護老人ホーム「ぬくもりの郷」の向かい側。近くには、ほんだ菓子司(本店・砂川市)の「お菓子のほんだ岩見沢いなほ公園店」がある。
 店舗の建築主はセイコーマート、設計、監理、施工はジャパン・コルディア・ホームズ(滝川市北滝の川)。セイコーマートは、岩見沢市内に現在16店舗を展開しており、今回の店舗は17店舗目になる。

青空が似合う「江別蔦屋書店」、11月開業に向け最終段階

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 江別市牧場町で建設が進んでいる大型複合書店「江別蔦屋書店」の外観が姿を現してきた。現在、計画されている3棟がすべて外観を見せており、オープンの11月に向けて最終仕上げが急ピッチで進む。(写真は、3棟の姿が見え始めた「江別蔦屋書店」)

 建設場所は、牧場町14番ー1の北海道電力社宅跡地。敷地面積約1万143坪(3万3473㎡)を利用して、田園都市スローライフをコンセプトに「食」、「知」、「暮らし」の3つを切り口とした複合大型複合書店が形成される。BOOK&CAFEを中核に3棟の建物が集合し、江別から新たなライフスタイルを発信する。
 
 3棟に出店するのは、「蔦屋書店」を中心に輸入玩具・キッズサービスの「ボーネルンド」、コーヒーの「スターバックスコーヒー」、ジェラートの「円山ジェラート」、函館の回転寿司「函太郎」が手掛けるおむすびの「Hakodate Omusubi函太郎」のほか日本初出店のハワイで人気のイタリアン「アランチーノ」など16店舗。
 
 店舗運営は、北海道TSUTAYA(本社・札幌市西区)と敷地を所有するパッシブホーム(同・同市北区)が共同出資で設立したアイビーデザイン(同・江別市)。店舗設置者は、SPT.E.MAKIBA(札幌市北区)。
 江別市内では、東野幌町の旧ヒダ煉瓦工場を活用した食と観光の発信施設「EBRI」が、10月初めの飲食3店舗の営業開始で新たなスタートを切った。江別市北部に新たに生まれる「江別蔦屋書店」によって、江別の魅力がさらに高まることになりそうだ。


ツルハが大空町女満別に新規出店 北海道リースが店舗建設

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 ツルハ(本社・札幌市東区)は、網走郡大空町に「ツルハドラッグ女満別店」を出店する。ツルハにとって大空町初の店舗になる。(写真は、「ツルハドラッグ女満別店」の建設現場)

 建設場所は、大空町女満別西4条4丁目の道道64号線沿いで大空町役場に近い。周辺には北雄ラッキー(本社・札幌市手稲区)が運営する小型食品スーパー「シティマートめまんべつ」、ホーマックニコット(同・同市厚別区)のホームコンビニ「ホーマックニコット女満別店」がある。
 
 建築主は、北海道リース(同・同市中央区)、設計、監理はT&N北海道設計事務所(札幌市東区)、施工はエスデー建設(旭川市)。現在は、基礎工事が終了した段階。工期は2018年8月末から11月末となっている。北海道リースは、9月6日にオープンした「ツルハドラッグ新琴似4番通店」(札幌市北区)の建築主でもある。

地震被害を修復、「イオン静内店」20日から営業再開

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 イオン北海道(本社・札幌市白石区)は、北海道胆振東部地震の影響で9月13日から閉店していた「イオン静内店」(日高郡新ひだか町静内末広町2丁目2―1)の営業を10月20日から再開する。損傷した建物の修復を終え、1ヵ月を超える閉店からようやく平常運営に戻る。(写真は、20日から営業を再開する「イオン静内店」)

「イオン静内店」は、同社の前身であるマイカル北海道が1998年11月に静内町の中心部にあった旧店舗を移転新築した。当初は「サティ静内店」の店舗名だったが、マイカル北海道がポスフールに社名変更したため「ポスフール静内店」に変わり、2007年にイオン子会社になって11年に「イオン静内店」と現店舗名になった。敷地面積は、約1万1200坪(約3万8900㎡)で、建物は2階建て、延べ床面積は約3300坪(約1万3000㎡)。

 9月6日に発生した北海道胆振東部地震で、同店には排水管やスプリンクラー配管、外壁の損傷などが発生、13日からテナント18店舗を含めて全館閉館して修復工事を進めてきた。

 これら一連の修復工事が終了し、安全が確認できたため20日から全館の営業を再開することにした。「営業を見合わせていた期間中も地域の方々から店舗従業員への励ましなど温かい声をかけていただいた。営業再開にあたり、感謝の気持ちを込めて特別セールを行う」(広報)としている。

 特別セールは、20日と21日の2日間で、食品や衣料品、暮らしの品などをお買い得価格で提供する。道内の総合スーパーや食品スーパーで地震の被害を受けて長期にわたって閉店していたのは、「イオン静内店」のみだった。同店の営業再開で地震による閉店店舗はなくなる。

札幌本社の上場SM3社、震災で9月売上高2~8%増

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 札幌市に本社を置く株式上場の食品スーパー(SM)、アークス(本社・札幌市中央区)、マックスバリュ北海道(同・同)、北雄ラッキー(同・札幌市手稲区)の9月度売上高前年比が出揃った。各社とも震災の影響で売り上げが伸びたが、震災後の商品供給面に差があったため伸び率には違いが出た。(写真は、札幌市豊平区の「ラルズマート西岡店」)

 各社に共通しているのは、震災後の停電の影響で各家庭の冷蔵庫から商品が相当程度に廃棄され、その反動増があったこと。アークスの全店売上高は、前年同月比106・4%、既存店売上高は同108・1%になり、ここ数年間にはなかったような伸び率を示した。

 前年割れを続けていた客数も、全店で同101・4%、既存店で同103・9%となり、全店では昨年4月以来17ヵ月ぶり、既存店では昨年7月より14ヵ月ぶりに前年を超えた。客単価も伸びて、全店は同104・9%、既存店も同104・0%になった。

 マックスバリュ北海道の全店売上高は、前年同月比105・6%、既存店売上高は同102・7%と他社に比べると伸び率は小さかった。その理由は、店舗に商品供給が十分にできなかったため。地震と停電によって商品の集荷、出荷のシステムに影響が出て、それが長引いた。「9月はチラシ販促ができなかった」(広報)ことも客数に影響した。
 同社は、客数、客単価を開示していないが、客数は前年に届かなかったようだ。

 北雄ラッキーの全店売上高は、前年同月比107・1%、既存店売上高も同106・4%と大きく伸びた。生鮮食品や日用品など全般的に売れ行きが伸び、10月からのタバコ値上げの特需もあった。ただ、衣料品の売上高は前年同月比87%と不振だった。
 既存店客数は同102・3%、既存店客単価は同104・0%になった。

マックスバリュ対策!!東光ストアが「サッポロファクトリー店」改装

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 アークス(本社・札幌市中央区)の子会社、東光ストア(同・同市豊平区)は、札幌市中央区北1条東4丁目の「サッポロファクトリー店」をリニューアル、19日(金)午前9時にオープンさせる。(写真は、東光ストア「サッポロファクトリー店」)

 東光ストアは、前身の札幌東急ストア時代の2006年にサッポロファクトリーフロンティア館のオープンと同時に1階に「サッポロファクトリー店」をオープンさせた。これまで12年間の間に小幅なリニューアルを行ってきたが、今回は16日から18日まで3日間一時休業して売り場のリニューアル行うことにした。「惣菜コーナーの売り場を1・5倍に広げる」(広報)のが主な改装ポイント。店舗面積は、約280坪(924㎡)。

 同店に近い北1条東6丁目には、8月24日にマックスバリュ北海道(本社・札幌市中央区)が「マックスバリュ北1条東店」をオープンさせている。東光ストア「サッポロファクトリー店」のリニューアルは、マックスバリュ店舗への対抗策と位置付られる。

札幌・東苗穂1条で「洋服の青山」「ユニクロ」が相次ぎ建て替え新店

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 札幌市東区東苗穂1条2丁目と3丁目の環状通沿いに「洋服の青山」と「ユニクロ」が相次いでオープンする。「洋服の青山」は既存店舗隣接地への建て替え、「ユニクロ」は既存店舗の移転建て替えで、相次ぐ建て替えオープンは環状通沿いにある商業施設リフレッシュ化の引き金になりそうだ。(写真は、10月19日にオープンする「洋服の青山 東苗穂店」)
(写真は、10月26日にオープンする「ユニクロ札幌苗穂店」)

 10月19日(金)午前9時にオープンするのは、「洋服の青山 東苗穂店」(東苗穂1条3丁目)。既存店舗の隣接地に新店舗を建設した。新店舗の敷地面積は、約557坪(1873・44㎡)で約239坪(789・12㎡)を使って鉄骨造、2階建ての建物1棟を完成させた。延べ床面積は約243坪(801・94㎡)。

 オープンに合わせて、開店セールを行うが、チラシにはメンズ商品を半額、2900円以上のレディス商品はレジで30%引きなどの特売を11月2日まで実施するとうたっている。また、28日まで税込み1万円以上買うと豪華グルメセットなどが当たるスクラッチカードによる抽選も用意されている。

 26日(金)午前9時にオープンするのは、「ユニクロ札幌苗穂店」(東苗穂1条2丁目)。約400m離れた三角点通沿いにある現在の「札幌苗穂店」(東区本町1条9丁目)が25日で営業を終了、翌日から新店舗がオープンする。店舗面積は約435坪(1437・56㎡)。駐車場の収容台数は60台で、「セブンーイレブン札幌東苗穂1条店」とのコンビネーションになる。
 新店舗正面の壁面には、オープン日とともに『品揃え豊富!待望の大型店登場!!』との告知も行われている。

 2店舗がオープンするのは、環状北大橋から西にすぐの環状通沿い。環状通沿いに並ぶ商業施設の多くは、築後20~30年の建て替え更新時期を迎えている。「洋服の青山」、「ユニクロ」の新店オープンによって環状通沿い店舗の建て替えドミノを引き起こしそうだ。

「マックスバリュ北40条店」(札幌市東区)で21日に「食育セミナー」

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 マックスバリュ北海道(本社・札幌市中央区)は、21日(日)に札幌市東区北40条東1丁目の「マックスバリュ北40条店」で健康に役立つレシピの紹介などを行う「食育セミナー」を開催する。(写真は、「マックスバリュ北40条店」)

「食育セミナー」は、同店のイートインスペース「くつろぎひろば」で実施。札幌市保健所の担当者が市民の食生活の課題と健康的な食生活を目指すための講義をするほか、北海道味の素の担当者が健康に役立つレシピを紹介する。
 
 セミナー参加者に野菜、牛乳・乳製品摂取の強化と減塩習慣の大切さを伝え、自宅でレシピを再現してもらうことを目的にしている。また、セミナーでは試食を用意、希望者は栄養に関する相談もできる。セミナーは、21日午前11時と午後2時に行われる。当初は9月9日に開催予定だったが、北海道胆振東部地震の影響で開催を延期していた。

旧広域紋別病院跡地に「ツルハ」と「セイコーマート」が出店

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 紋別市緑町5丁目の旧広域紋別病院跡地にツルハ(本社・札幌市東区)とセコマ(同・同市中央区)が出店する。市が実施した公募型プロポーザル方式による借り受け希望者選定で2社に決定した。(写真は、旧広域紋別病院跡地。左側にある「ツルハ紋別店」が新築移転するほかセコマが「セイコーマート」を出店する)

 広域紋別病院は、2015年4月に同市落石町1丁目に新築移転、旧病院は16年5月に施設の解体工事を終えて更地になった。市は17年3月に跡地利用構想をまとめ、約6060坪(約2万㎡)を5区画に分けて、幼児療育センター、大山児童センター、緑地スペースを各1区画、生活利便施設を2区画とすることを決めた。

 市はこのうち生活利便施設の2区画について公募型プロポーザル方式で借り受け希望を募り、A区画(約1022坪=約3373㎡)はツルハ、B区画(約707坪=約2336㎡)はセコマに決定した。最低土地貸付料は、月額でA区画が18万3865円、B区画は12万8150円。貸付期間は18年度から20年間。なおB区画には「DZマート」を展開するダイゼン(本社・上川郡鷹栖町)も優先交渉順位2位の借り受け予定者だった。

 ツルハは、旧広域紋別病院があったころから向かい側で「紋別店」(緑町4丁目)を展開しているが、建物が老朽化しているため跡地に移転新築する予定。ツルハは同市内に3店舗展開している。セコマは、市内に「セイコーマート」8店舗を展開している。


北海道8月は「百貨店・スーパー」、「コンビニ」、「ドラッグストア」堅調

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 経済産業省北海道経済産業局は、2018年8月の「北海道百貨店・スーパー販売動向」、「北海道コンビニエンスストア販売動向」、「北海道専門量販店販売動向」をまとめた。(8月の百貨店販売額は2ヵ月ぶりに前年を上回った=写真は、丸井今井札幌本店)

 8月の道内百貨店・スーパー販売額は801億1500万円で、全店ベースでは前年同月比1・4%増と2ヵ月ぶりに前年を上回った。既存店ベースでも同0・4%増と2ヵ月ぶりに前年を上回った。

 百貨店販売額は、152億9800万円で全店ベースで、前年同月比1・2%増と2ヵ月ぶりに前年を上回った。衣料品は44億8400万円で同3%減となったが、身の回り品は同3・5%増の14億9400万円、飲食料品も同0・3%増の52億100万円になった。既存店ベースでも同1・2%増、2ヵ月ぶりに前年を上回った。
 
 スーパー販売額は、648億1800万円で、全店ベースでは同1・5%増と3ヵ月連続で前年を上回った。衣料品は同3・2%減の28億9100万円だったが、身の回り品は同1・6%増の8億7000万円、飲食料品は同2・3%増の518億800万円だった。既存店ベースでは同0・3%増と8ヵ月ぶりに前年を上回った。

 地域別販売動向では、札幌市の百貨店・スーパーの販売額は415億4400万円(百貨店125億8100万円、スーパー289億6300万円)で、全店ベースでは同1・7%増(百貨店同1・3%増、スーパー同1・9%増)と前年を上回った。既存店ベースでは、同0・8%増(百貨店同1・3%増、スーパー同0・6%増)と前年を上回った。

 札幌市以外の地域では、百貨店・スーパーの販売額は385億7200万円(百貨店27億1700万円、スーパー358億5500万円)で、全店ベースでは同1・1%増(百貨店同0・7%増、スーパー同1・2%増)と前年を上回った。既存店ベースでは同0・0%(百貨店同0・7%増、スーパー0・0%)と前年とほぼ同じだった。
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 道内コンビニエンスストアの販売額及びサービス売上高は519億3900万円で、前年同月比1・9%増となった。7月の同0・3%減から盛り返してプラスに戻った。総店舗数は、3007店舗で同1・6%増、実数では同46店舗増えた。
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 道内専門量販店のうち、家電大型専門店の販売額は113億9600万円で前年同月比3・1%増、ドラッグストア販売額は232億500万円で同3・9%増、ホームセンターは112億3400万円で同0・1%減になった。家電大型専門店は7月の同9・1%減からプラスに戻り、ドラッグストアは前年同月超えが継続、ホームセンターは2ヵ月連続で前年を割った。
 総店舗数は、家電大型専門店が同2店舗増の91店舗、ドラッグストアは同16店舗増の683店舗、ホームセンターは同6店舗増の209店舗になった。
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「とんでん森林公園店」跡に「セブンーイレブン札幌厚別北3条店」

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 札幌市厚別区厚別北3条2丁目の和食レストラン「とんでん森林公園店」跡に「セブンーイレブン札幌厚別北3条店」が出店する。(写真は、「セブンーイレブン札幌厚別北3条店」の出店場所)

「とんでん森林公園店」は、片側3車線の厚別通に面し、ブリヂストンリテールジャパン(本社・東京都中央区)が展開する「タイヤ館厚別」と隣接して営業。2018年9月10日で閉店したため、跡利用に関心が集まっていた。
 現在、内部の改装工事を進めている。セブンーイレブンの店舗は、厚別通を北進した江別市大麻桜木町に「江別大麻高校東店」がある。

札幌・月寒東3条7丁目「セイコーマートおくおか店」建て替え

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 札幌市豊平区月寒東3条7丁目5ー1の「セイコーマートおくおか店」が建て替え工事を進めている。旧店舗が老朽化したためで新規店舗は11月下旬に完成、オープンする見通し。(写真は、建て替え中の「セイコーマートおくおか店」)

 同店は、北野通沿いで住宅街の一角にある店舗。北野通沿いの西側約400m先には「セブンーイレブン札幌月寒東3条店」、近くを走る水源地通沿いには、「スーパーアークス月寒東店」がある。
 建て替え店舗の建築主は、有限会社おくおか商店、設計はワークデザイン(札幌市中央区)、施工は和泉組(札幌市豊平区)。工期は、9月中旬から11月下旬まで。

「スーパーアークス新琴似店」着々と進むオープン準備

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 アークス(本社・札幌市中央区)子会社のラルズ(同・同)が11月にオープンさせる「スーパーアークス新琴似店」の準備が着々と進んでいる。札幌市北区新琴似4条17丁目で5月15日まで営業していた「ホクレンショップ新琴似店」跡への居抜き出店で、現在は店内や外装の整備が進んでおり、間もなく看板や外装が「スーパーアークス」の赤と橙と深緑に染まる。(写真は、オープンに向けて準備が進む「スーパーアークス新琴似店」)

「スーパーアークス新琴似店」は、ラルズにとって2016年2月に事業承継した丸しめ志賀商店の3店舗以来、2年半ぶりの札幌市内での新店舗。新規にパート従業員など約100人を募集したが、人手不足が懸念される中で「予定通りの人員を確保できた」(猫宮一久社長)。その理由について、「働き手の希望時間帯にシフトを組む柔軟な勤務体制を導入しているため」(同)としている。

 ラルズは、近隣に「ビッグハウス新川店」(北区新川6条14丁目)、「スーパーアークスエクスプレス」(北区新川西1条4丁目)を展開している。新店舗の「スーパーアークス新琴似店」の出店で三角形を形成でき、集客範囲が一段と広がる。

道北アークス、食品スーパー旭川乱戦で中間期約8000万円の経常損失

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 アークス(本社・札幌市中央区)の2019年2月期第2四半期(2018年3月~8月)決算は、売上高2573億8400万円、純利益52億500万円となり、前年比0・5%の減収、3・1%の増益となった。(写真は、道北アークスの「スーパーアークス」店舗)

 売上高が減少したことで売上総利益(粗利益)は3億2800万円減少したが、売上総利益率(粗利益率)の上昇に伴う売上総利益が8億5400万円増え、売上総利益は差し引き5億2600万円増えた。売上総利益率は24・8%と前年より0・4ポイント上昇した。部門別を見ると、生鮮食品の売上総利益率は前年より0・5ポイント、一般食品は0・3ポイントそれぞれ上昇して利益増に貢献した。

 同社が16日に開示した第2四半期決算説明会資料には、子会社別の経常利益が棒グラフで概算標記されている。それによると、ラルズ(札幌市中央区)は約28億円、ユニバース(八戸市)は約29億円、ベルジョイス(盛岡市)は約7億円、福原(帯広市)は約6・6億円、東光ストア(札幌市豊平区)は約3億円の経常利益を計上、道北アークス(旭川市)は約8000万円の経常損失だった。ラルズ、ユニバース、福原は前年より経常利益を増加させたが、ベルジョイス、東光ストアは経常減益だった。道北アークスの経常損失は、旭川市内食品スーパーの出店増と低価格競争による乱戦がひびいたようだ。

 下期は、第3四半期に北海道胆振東部地震よる商品廃棄などの被害約8億5000万円を特別損失に計上するが、システム経費の減少や物流改革などで販管費を圧縮するなどして、通期は売上高5220億円、営業利益147億円、純利益100億円と予想を変更せず計画達成を見込む。

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