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北海道のコンビニ総店舗数が減少 19年11月前年割れ

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 北海道のコンビニエンスストア店舗数が減少に転じた。北海道経済産業省がまとめた2019年11月の道内店舗数が3013店舗と、前年同月より0・1%減少した。道経産局がホームページ上で開示している過去6年間のコンビニ店舗数の統計では一貫して増え続けていたが、今回初めて減少に転じた。コンビニの転機が訪れているようだ。(北海道のコンビニ総店舗数がマイナスに転じた=写真は11月28日にオープンした「セブンーイレブン長沼町店」)

 道経産局が毎月発表している「北海道コンビニエンスストア販売動向」。調査対象企業は、500店舗以上を有するコンビニエンスストアのチェーン企業本部で、道内では「セイコーマート」、「セブンーイレブン」、「ローソン」、「ファミリーマート」が対象で、毎月の販売額及びサービス売上高と店舗数が示される。
 同局がホームページ上で公開している過去6年間のデータのうち、毎月の総店舗数推移を見ると、14年、15年、16年、17年、18年は一貫して増え続けている。14年は毎月2%以上、15年は0%台後半、16年は1%台、17年は1~2%台、18年は1~2%台、19年は1月から3月までは1%台を維持していたが4月以降は0%台後半の伸び率だった。しかし11月の店舗数は前年同月比で0・1%減の3013店舗になった。

 毎月の店舗数は、閉店と新規開店のタイミングがずれると一時的に減少に転じることは想定できるが、過去6年間は各月ともプラスで推移していた。19年11月は初めてマイナスになったが、これが一時的なものか、恒常的に続くのか。業界関係者は12月分の統計が同局から発表される2月中旬を注視している。


ペットボトル小型減容回収機、コープさっぽろ10店舗導入

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 コープさっぽろ(本部・札幌市西区)は、ペットボトルの小型減容回収機を「ルーシー店」(札幌市白石区)など10店舗に導入する。既に「ルーシー店」には導入済みで1月31日までに他9店舗にも導入する。(写真は、ルーシー店に導入されたペットボトル小型減容回収機)

 ペットボトルは、プラスチックの代表的な容器だが、海洋に流出するとマイクロプラスチックになり生態系に影響を与えることが懸念されている。コープさっぽろはSDGs(持続可能な開発目標)を組合運営の基本に据えており、身近な環境啓発行動として組合員のペットボトル回収の利便性を高めるため札幌圏10店舗に小型減容回収機を設置することにした。

 ラベルとキャップを外したカラの2ℓまでのペットボトルを回収機に投入すると3分の1に減容される。1台につき280本まで回収できる。減容したペットボトルは、毎日500本から1000本単位で他の回収資源とともに江別市の「コープさっぽろエコセンター」に運び、専門業者に売却、海外で再生プラスチックとして利用される。

 設置店舗は、札幌市内の「ルーシー店」のほか、「しんことに店」(北区)、「あいのさと店」(同)、「藤野店」(南区)、「ソシア店」(同)、「なかのしま店」(豊平区)、「星置店」(手稲区)、石狩市の「いしかり店」、江別市の「野幌店」、北広島市の「エルフィン店」。設置費用は全部で約2500万円。

 コープさっぽろでは今回の取り組みについて、「プラスチック問題に対する小売業事業者としての責任であり組合員にリサイクルに参加しやすい環境の提供する意味で導入することにした。今後、好評であれば追加導入も検討する」としている。

Gー7スーパーマートが「業務スーパー小樽店」2月下旬出店

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 低価格スーパーの「業務スーパー」が、小樽市稲穂5丁目10ー1のいなきたビル地下1階に「小樽店」を出店する。オープンは2月下旬で3月中旬には100円ショップ「Seria小樽店」も同じフロアに出店する。(写真は、「業務スーパー小樽店」が出店する小樽いなきたビル)

「業務スーパー小樽店」の出店場所は、2019年1月31日に閉店した「札幌フードセンター小樽店」跡。運営するのはGー7スーパーマート(本社・神戸市須磨区)。同社は神戸物産(同・兵庫県加古郡稲美町)がフランチャイジーになって全国に展開している「業務スーパー」の最大のフランチャイザーで、現在は北海道8店舗を含む全国142店舗を展開。今回、北海道9店舗目として「小樽店」を出店することにした。

 道内の「業務スーパー」は、Gー7スーパーマートのほか、ケヒコ(本社・横浜市神奈川区)が4店舗、DCMサンワ(同・青森市)が5店舗をそれぞれ展開している。また、3月16日に出店する「Seria」は道内58店舗を展開しているが、小樽市内には店舗がなく同店が初出店になる。
「業務スーパー小樽店」の近くには、「マックスバリュ手宮店」、「ラルズマート手宮店」がある。

3月1日経営統合、新生「イオン北海道」執行役員人事、幹部人事固まる

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 イオン北海道(本社・札幌市白石区)とマックスバリュ北海道(同・同市中央区)が3月1日に経営統合、新生イオン北海道になることに伴う同日付の執行役員人事などが発表された。現所属は2020年1月20日現在、敬称略。(写真は、イオン北海道本社)

■執行役員人事
▷執行役員経営管理統括部長(マックスバリュ北海道取締役経営管理本部長)石橋孝浩▷執行役員営業本部営業副本部長(イオン北海道執行役員営業本部道央第2事業部長)羽牟秀幸▷執行役員管理本部開発統括部長(マックスバリュ北海道取締役開発本部長兼建設部長)水谷和彦▷執行役員商品本部食品商品部長(イオン北海道執行役員商品本部食品商品部長)渡辺昌弘▷執行役員営業本部SC事業部長(イオン北海道執行役員営業本部SC事業部長)小林博▷執行役員営業本部営業企画部長(イオン北海道執行役員営業本部営業企画部長)櫻井禎久▷執行役員営業本部エリア推進部長(イオン北海道執行役員営業本部エリア推進部長)佐々木晃一▷執行役員経営管理統括部環境・社会貢献・広報・IR部長(マックスバリュ北海道取締役人事総務本部長兼人事教育部長兼コンプライアンス担当)玉生澄絵

■一般人事
▷営業本部札幌第1事業部長(イオン北海道営業本部イオン札幌平岡店長)関口義正▷営業本部札幌第2事業部長(マックスバリュ北海道SM営業本部営業推進部長兼CSグループマネジャー)野尻高志▷営業本部札幌第3事業部長(マックスバリュ北海道経営管理本部経営企画部長兼戦略・広報グループマネジャー)青木直人▷営業本部札幌第4事業部長(イオン北海道執行役員営業本部道東事業部長)深堀周作▷営業本部道南事業部長(イオン北海道執行役員営業本部道南事業部長)木下憲司▷営業本部函館事業部長(マックスバリュ北海道SM営業本部広域運営部長)坂東聡

▷営業本部道北事業部長(イオン北海道執行役員営業本部道北事業部長)田中史之▷営業本部道東事業部長(イオン北海道執行役員営業本部道央第1事業部長)五十公野晃▷営業本部DS事業部長(マックスバリュ北海道取締役DS事業本部長)土井育雄▷営業本部オムニチャネル事業部長(イオン北海道営業本部オムニチャネル事業部長)瀨下幹也▷営業本部まいばすけっと事業部営業グループ部長(イオン北海道まいばすけっと事業部営業部長)鵜飼宏美

▷営業本部ストアオペレーション部長(イオン北海道営業本部ストアオペレーション部長)佐々木豊▷営業本部エリア推進部地域エコシステム担当部長(イオン北海道営業本部エリア推進部地域エコシステム担当部長)水上正晶▷営業本部SC事業部リーシング部長(イオン北海道営業本部SC事業部リーシング部長)鈴木昭浩▷営業本部SC事業部SC管理部長(イオン北海道営業本部SC事業部営業管理部長)齋藤隆▷商品本部商品戦略部長(マックスバリュ北海道取締役SM商品本部長兼コーディネーター部長)國保明宏

▷商品本部衣料商品部長(イオン北海道執行役員商品本部衣料商品部長)山本治▷商品本部住居余暇商品部長(イオン北海道商品本部住居余暇商品部長)中川賀津美▷商品本部食品商品開発部長(イオン北海道営業本部道央第2事業部イオン札幌元町店長)白戸正樹▷管理本部開発統括部第1開発不動産部長(マックスバリュ北海道開発本部開発不動産部長兼不動産管理グループマネジャー)山田剛▷管理本部開発統括部第2開発不動産部長(イオン北海道管理本部開発不動産部長)千葉順一▷管理本部開発統括部建設部長(マックスバリュ北海道人事総務本部総務部長兼環境社会貢献グループマネジャー)木澤真人

▷管理本部開発統括部店舗企画部長(イオン北海道営業本部店舗企画部長兼新規業態開発マネジャー)服部正博▷管理本部財務経理部長(イオン北海道執行役員管理本部財務経理部長)豊田和宏▷管理本部人事教育部長(イオン北海道管理本部人事教育部長)横山卓也▷管理本部総務部長(イオン北海道執行役員管理本部本部長代行兼総務部長)前田晃示▷管理本部総務部次長(マックスバリュ北海道人事総務本部お客さまサービス部長)大岩成▷管理本部総務部危機管理グループ担当部長(イオン北海道管理本部総務部危機管理グループ担当部長)長沼博英▷管理本部総務部品質管理グループ担当部長(イオン北海道営業本部ストアオペレーション部品質管理グループ担当部長)大江融▷経営管理統括部経営企画部長(イオン北海道執行役員経営管理統括部長兼経営企画部長)辻野裕一▷経営管理統括部コントロール部長(イオン北海道経営管理統括部コントロール部長)片井要▷経営監査室長(イオン北海道経営監査室長)志尾義和▷経営監査室次長(マックスバリュ北海道監査室長)高薄優博

丸井今井で「サロン・デュ・ショコラ2020」開催、札幌限定ショコラも!

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 毎年、恒例のパリ発チョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ2020」が、丸井今井札幌本店9階催事場(札幌市中央区南1条西2丁目)で29日から来月14日まで開催される。(写真は、丸井今井札幌本店大通館)

「サロン・デュ・ショコラ」は、国内外のショコラティエらによる新作や、会場限定商品などが一堂に会するとあって毎年大人気のイベント。今年は「出会い」をテーマに開催、フランスのジャン=ポール・エヴァンやル・ショコラ・アランデュカス、ベルギーのピエール マルコリーニ、など8ヵ国74ブランドが出展する。

 また、フランスのル ブリストル パリやトゥルビヨン バイ ヤン ブリス、ベルギーのブノワ・ニアンなど初出展のブランドも。さらに、16人のトップショコラティエのクリエーションに大きな影響を与えた「素材との出会い」にフォーカスしたセレクションボックス、北海道のジャガイモをイメージしたオリジナルショコラや「札幌限定」ショコラも登場。会場でしか味わえないショコラスイーツも。
 日替りでエティエンヌ・ミュロップト氏や、パスカル・ル・ガック氏ら人気ショコラティエによるデモンストレーションやトークショーも行われる。開催時間は午前10時30分~午後8時。

12月売上高は通信簿、北海道に本社を置く上場SM4社の成績

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 食品スーパー(SM=スーパーマーケットの略)にとって12月は通信簿の月とされる。1年間の営業成績の平均値が12月の売上高に反映するからだ。北海道に本社を置く上場SM4社の2019年12月の成績はどうだったか。(写真は、北雄ラッキー「倶知安店」)

 まず、アークス(本社・札幌市中央区)。売上高は全店ベースが前年同月比99・8%、既存店ベースも同99・5%と前年を超えられなかった。11月は暦の関係で土曜日が前年より1回多かったこともあって全店、既存店ともに前年を超えたが1ヵ月ぶりに再び前年割れになった。

 客数も全店が98・8%、既存店が98・6%で19年4月以降、9ヵ月連続で前年割れとなった。客単価は全店が101・0%、既存店が100・9%となった。

 マックスバリュ北海道(本社・札幌市中央区)は、全店ベースが前年同月比102・1%、既存店ベースが同101・5%だった。生鮮品は好調で総菜部門が牽引、農産、畜産も伸びた。ただ、昨年10月の増税の影響が続いており非食品系は伸び悩んだ。客数は前年並み、客単価はやや上昇している。

 北雄ラッキー(本社・札幌市手稲区)は1年間新規出店も閉店もなかったため全店と既存店が同じ数値になるが、売上高は前年同月比95・6%と厳しい結果になった。「12月の20日までは前年よりも厳しい売り上げだったが、21日以降に盛り返した」(広報)。売り上げ総利益率の30%近くを占める衣料品部門は増税の影響で振るわなかった。客数は96・4%、客単価は99・2%になった。

 ダイイチ(本社・帯広市)も全店と既存店が同じ数値だが、12月は前年同月比102・2%と前年を超えた。昨年の9月は胆振東部地震の反動減で96・1%と前年割れだったが、10月以降は前年超えのペースを保っている。客数も101・5%、客単価も100・7%だった。

 SM各社に共通しているのは、ハレの日の消費が大きく伸びなくなってきたこと。数年前からその傾向が続いておりクリスマス、正月の定番商品はかつてほどの伸びはなくなっている。とりわけ19年のクリスマス商戦は23日の休日がなくなったこともあって伸び悩んだ。また、年末商戦も年々前倒し傾向が強まっている。19年も最後の28~29日が良くて30~31日は振るわなかったという。

「セイコーマート北24条駅前店」移転オープン

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「セイコーマート北22条店」(札幌市北区北22条西4丁目2ー12)が1月15日で移転のため閉店、新店舗「セイコーマート北24条駅前店」(同区北24条西4丁目2ー7)が24日にオープンした。(写真は、24日に移転オープンした「セイコーマート北24条駅前店」)

「セイコーマート北22条店」は、2011年1月に竣工した10階建て、総戸数36戸のマンション「コモド22」の1階に入っていた。移転先の「セイコーマート北24条駅前店」は、同じ西5丁目樽川通沿いで宮の森北24条通の交差点北東角。「酒の田中」が営業していた田中ビル1階に入った。「酒の田中」は昨年10月19日から北24条西5丁目1ー15の東京堂書店ビル2階に移転していた。田中ビルの2階はスナック「メルシー原価」。
 新店舗は、地下鉄北24条駅からすぐの立地で近くには「ファミリーマート札幌北24条駅前店」や「ローソン札幌北24条西四丁目店」がある。

イオン北海道、マックスバリュ北海道との統合に向け本社屋を増設

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 イオン北海道(本社・札幌市白石区)は、3月1日のマックスバリュ北海道(同・同市中央区)との経営統合を見据えて本社屋の増強工事を行っている。現在のイオン北海道本社屋に隣接して増設工事を実施中で、竣工後には現在離れているマックスバュ北海道の本社機能を一元化、新生イオン北海道の拠点とする。(写真は、現在のイオン北海道本社屋=右と隣接して建設中の新社屋)

 現在のイオン北海道本社は、札幌市白石区本通21丁目南1ー10に所在。建物は4階建てで札幌拓殖倉庫(本社・札幌市中央区)が1982年11月に竣工させ、当時の北海道ニチイの本社が賃借して入居した。その後、マイカル北海道、ポスフールを経てイオン北海道の本社として利用されている。

 今回、イオン北海道とマックスバリュ北海道の経営統合で本社一元化を図るため、現社屋の隣接地に建屋を建設することにした。新しい建屋の建築面積は約166坪(約550㎡)で鉄筋コンクリート造の4階建て。延べ床面積は約666坪(約2200㎡)。建物の高さは15・097m。建築主は札幌拓殖倉庫で、設計、監理は岩田地崎建設一級建築士事務所(札幌市中央区)、施工も岩田地崎建設(同)。

 新社屋は新生イオン北海道が賃借、現社屋と新社屋を結ぶ渡り廊下も設置する予定。竣工は今年9月以降。竣工後の社屋のフロア構成や収容人数は現在検討中。

 マックスバリュ北海道の本社屋は、1986年ころに前身の札幌フードセンターが旧菱食北海道の建物を取得して本社にしたもの。イオン北海道との統合後の今年9月以降も会議用などに利用する予定。


セコマと新十津川町がコラボ商品、酒米粉のシロップ使用のパン

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 セコマ(本社・札幌市中央区)は樺戸郡新十津川町とのコラボ商品として、酒米粉だけを使って作った甘味料(シロップ)を使用した「しっとり紅茶ロール」「ふんわりライ麦ロール」のパン2種を道内の「セイコーマート」全店で27日から新発売した。
(写真、「しんとつかわお米シロップ」を使用した「しっとり紅茶ロール」=上と「ふんわりライ麦ロール」)

 酒造りでは酒米の中心部だけを利用するため、新十津川町では削られて残る酒米粉の活用方法を模索。2016年度から茨城県つくば市にある農研機構と共同研究を行い、酒米粉だけを使った甘味料「しんとつかわお米シロップ」の開発に成功した。この甘味料は、パンを美味しくすることもできることから、今回のコラボ商品発売にいたった。

「しっとり紅茶ロール」「ふんわりライ麦ロール」ともに、本体価格100円。道内のセイコーマート全店(1082店/2019年12月末時点)で販売している。

「ファッション市場サンキ クロスモール新琴似店」3月オープン

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「ファッション市場サンキ」を展開している三喜(本社・千葉県柏市)は、3月にオリックス(本社・東京都港区)が手掛ける複合商業施設「クロスモール新琴似」(札幌市北区)内に出店する。「クロスモール新琴似」には昨年11月に「コープさっぽろ しんことに店」が移転新築オープンしており、「サンキ」のオープンで商業施設が全面開業する。(写真は、建設中の「ファッション市場サンキ クロスモール新琴似店」の建物)

「クロスモール新琴似」は、新琴似2条通に面した約7144坪(2万3578㎡)を利用した複合商業施設。土地は旧近藤牧場跡地の一部で、個人所有。オリックスはこの土地を所有者から借りて先行開業した「コープさっぽろ しんことに店」を除いて現在、建物を建設中。
 建設中の建物の設計はスカイ・サイト(札幌市中央区)、施工は日本建設(本社・大阪市中央区、東京本社・東京都文京区)札幌支店(札幌市中央区)。

「ファッション市場サンキ」は、北海道ではかつてコープさっぽろ(本部・札幌市西区)と三喜の共同出資で設立した三喜協同衣料がコープさっぽろの店舗内の衣料品売り場として店舗展開していた経緯がある。現在は、コープさっぽろとの資本関係は解消しているが、道内46店舗のうち多くがコープ店舗内かジョイント展開している店舗。今回の新店舗も「コープさっぽろ」店舗とのジョイント出店で道内47店舗目となる。

 なお、「クロスモール新琴似」内には、100円ショップ「ダイソー」も出店するほか、保育所やクリニックも整備される。

全国初の持ち帰り専門インストアショップ「ピザーラスタイル」、「スーパーアークス港町店」(函館市)に出店

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 アークス(本社・札幌市中央区)の子会社、道南ラルズ(同・函館市)が運営する「スーパーアークス港町店」(函館市港町1丁目2ー1)の店内に、宅配ピザ「PIZZA-LA(ピザーラ)」を展開するフォーシーズ(本社・東京都港区)運営の持ち帰り専門インストアショップ「ピザーラスタイル」が全国で初めてオープンした。(写真は、宅配ピザ「PIZZA-LA」の定番商品、テリヤキチキン=「PIZZA-LA」のホームページより)

「ピザーラスタイル」は、美味しい作り立てのピザを提供するため、通常の宅配ピザーラの店舗同様に、注文を受けてから一枚一枚丁寧にピザを作って焼き上げる持ち帰り専門のインストアショップ。お客はピザが焼き上がる間にスーパーで買い物をすることができる。

 取り扱うのは、軽井沢のパンの名店「浅野屋」と共同開発した、オリジナル生地と厳選したナチュラルチーズを使用し焼き上げたこだわりのピザ。イタリア産モッツァレラチーズを使用したマルゲリータをはじめ、テリヤキチキン、カレーモントレーなどの定番人気商品や季節限定ピザなど8種類のピザを揃えている。

 また、ソースとトッピング具材を選んでお好みのピザを作ることも可能。ピザのトッピングには、スーパーアークス港町店で販売している新鮮な野菜を採用している。ピザのサイズは、宅配が25㎝からだがここでは22㎝での提供となる。
 注文、支払いは店内ベーカリーコーナーで受け付ける。商品の注文から受け取りは最短で10分程度。店内で買い物をしているお客に出来上がりを店内アナウンスで知らせる。この店舗は持ち帰り専門で宅配や電話での注文は受け付けていない。

コープさっぽろが美容系雑誌参入?宅配向けカタログ『Beauty』に注目集まる

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 誌名は『Beauty』、タイトルには『ブレない 芯のある美しさ』ーー多くの読者は新たに発行された美容系雑誌と思ったに違いない。実はこの媒体、コープさっぽろ(本部・札幌市西区)が昨年から季刊で発行を始めた宅配トドック向けのカタログ雑誌だ。その名も『ビューティトドック』。コープさっぽろのイメージを覆したこのカタログ雑誌、効果は大きいという。(写真は、今年1月6日に発行した第6号の『ビューティトドック』)

 中身はメイク方法から基礎化粧品、化粧品メイク、クレンジング・洗顔料、シャンプー・コンディショナーヘアカラー、男性化粧品などに分かれて掲載されており、ドラッグストアの品目数をほぼ揃えているという。ページ数は156ページ。宅配トドック利用者に無料配布されている。昨年から『ビューティトドック』をスタートさせたところ、売り上げは2・5倍に拡大している。

 コープさっぽろは、2年ほど前から宅配トドック向けカタログ事業を強化していた。しかし、カタログのコンテンツが既存の延長線上であまり購買に結び付いていないため、編集内容を昨年から一新。最初にお酒のカタログで始めたところ年間売上高がカタログだけで10億円を超えてきた。カタログ媒体による売り上げが増えていけば宅配トドックのさらなる伸びを確保できる可能性がある。

 このため、美容系カタログも写真のようにイメージを一新、美容系雑誌のコンテンツを盛り込むことにした。大見英明理事長は、「コープさっぽろは、どちらかというとシニア向けのお店であり宅配というイメージがあるが、今後の成長にはそれをどう打ち破っていくかにかかっている。『ビューティトドック』はその殻を破るMD(販売政策)の一環」と話している。

マックスバリュ北海道が5店長人事

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 マックスバリュ北海道(本社・札幌市中央区)は31日、2月1日付の人事異動を発表した。(写真は、函館市にある「マックスバリュ深堀店」)

■2月1日付、敬称略、MVはマックスバリュの略、MVEXはマックスバリュエクスプレスの略、SFCは札幌フードセンターの略、PMはプライスマートの略。
▷MV北郷店店長(SFC白石店店長)谷美代子▷MVEX新道店店長(PM苗穂店店長)赤田みゆき▷MV深堀店店長(MV万代店店長)種田祐輔▷MVEX中の島店店長(MV菊水店副店長)土屋健司▷MV万代店店長(MV若松店副店長)細谷仁
※SFC白石店とPM苗穂店は、2020年1月31日で閉店した。

「サツドラ」172店舗で「ローリングストック」キャンペーン、「BOSAI POINT」に寄付

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 サツドラホールディングス(HD、本社・札幌市北区)のグループ会社、サッポロドラッグストアー(同・同)は、BOSAI POINT PROJECT(事務局・東京都港区)と連携し、北海道の「サツドラ」172店舗で「ローリングストック」キャンペーンを2月2日(日)から4月2日(木)まで実施する。(写真は、札幌市北区の「サツドラ屯田店」)

「BOSAI POINT」は、サッカー選手本田圭佑がオーナーのHONDA ESTILO(本社・吹田市)とサツドラHDのグループ会社、リージョナルマーケティング(本社・札幌市北区)、ワンテーブル(同・宮城県多賀城市)の共同運営チーム「BOSAI POINT PROJECT」(事務局・東京都港区)が運営するポイントドネーション(使わないポイントを募金に充てること)の新しい防災サービス。

 寄付されたポイントは、「BOSAI POINT PROJECT」よって被災地支援のため金銭に換算して非常食や充電機器などの支援品購入に充て、備蓄や災害時に全国各地の避難所に届けられる。昨年9月からリージョナルマーケティングの北海道共通ポイントカード「EZOCA(エゾカ)」のポイントを「BOSAI POINT」に寄付できる仕組みを始めている。

 今回、「サツドラ」店舗で実施する期間限定キャンペーン「ローリングストック」で「BOSAI POINT」に寄付できるようにするもの。「ローリングストック」とは、普段から少し多めに食料品や日用品を買っておき常に一定量の食料品や日用品を備蓄しておく方法。購入した商品を日常的に使うとともに災害時の備えとしても役立つようにするもの。

 キャンペーン期間中にマウスウォッシュや衣料用消臭剤、ボディシートなど対象商品を購入すると、EZOCAポイント10倍、BOSAI POINT3倍が付与されてBOSAI POINTのみが寄付される仕組み(登録が必要)。

 サッポロドラッグストアーの富山浩樹社長は、「キャンペーンを通じて道民の防災意識を高めるとともに、ローリングストックの考えを広く知っていただきたい。サツドラ店舗を活用してBOSAI POINTの取り組みを道内で広めていきたい」とコメントしている。

 なお、ローリングストックを広く知ってもらうことを目的に、BOSAI POINT PROJECT主催で2月21日(金)午後5時から勇払郡厚真町で「ローリングストックFES@厚真」を開催する。このイベントでは、サッポロドラッグストアーが運営する「北海道くらし百貨店」で取り扱っている北海道食材使用のレトルトカレーを提供する。場所は同町京町一番地のコミュニティスペース「イチカラ」。厚真町の宮坂尚一朗町長や富山社長らが出席する。参加費無料で一般の事前申し込みは不要。「災害時の備え」について共に考える懇親会も開催する。
※2020年2月1日13時25分記事一部訂正しました。

インバウンド向け「東京靴流通センター狸小路2丁目店」2月11日で閉店

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 紳士靴、婦人靴、スニーカー等のチェーン店「東京靴流通センター」を展開するチヨダ(本社・東京都杉並区)は、札幌・狸小路商店街にある「東京靴流通センター狸小路2丁目店」(中央区南2条西2丁目)を2月11日(火)で閉店する。靴のチェーン店では、改装や商品入れ替えの一時閉店セールを実施する例が多いが、同店は完全閉店となる。(写真は、2月11日で閉店する「東京靴流通センター狸小路2丁目店」)

 チヨダは、靴専門店の「東京靴流通センター」や「SHOE・PLAZA」のほか連結子会社として衣料品店舗の「マックハウス」を持つ東京証券取引所1部上場企業。チヨダの北海道進出は1977年。現在は道内に「東京靴流通センター」30店舗、「SHOE・PLAZA」22店舗、「マックハウス」や「アウトレット」など22店舗を出店している。

「東京靴流通センター狸小路2丁目店」は、インバウンドを意識した店舗として2015年11月27日にオープン。生活に欠かせないアイテムをEDLP(エブリデイ・ロー・プライス)で提供する靴の専門店だった。

 同店と隣接している低価格食品スーパー「業務スーパーすすきの狸小路店」はインバウンドの利用が多かったが、「東京靴流通センター」の店舗はオープンから5年3ヵ月で閉店することになった。同店の閉店はインバウンド変調を予期したものなのかどうか。


帝国データバンク札幌支店が「2018年度北海道内スーパーストア売上高ランキング」発表

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 帝国データバンク札幌支店は、2018年度北海道内スーパーストア売上高ランキングをまとめた。1位はコープさっぽろ(本部・札幌市西区)、2位はイオン北海道(本社・同市白石区)、3位はマックスバリュ北海道(同・同市中央区)だった。上位10位まではランキングに変動があったものの顔ぶれは変わらなかった。(写真は、札幌市西区にあるコープさっぽろ本部)

 1位のコープさっぽろは、売上高2945億5900万円(前期比0・6%増)、ランキング対象となった2007年度から12年連続で首位になった。2位は、イオン北海道で売上高は2042億3300万円(同0・5%減)、3位は売上高1292億8000万円(同2・6%増)のマックスバリュ北海道で初めてラルズ(同・同)を抜いて順位を上げた。

 グループ別売上高では、イオン北海道とマックスバリュ北海道のイオングループ2社が、店舗数164、売上高合計は前期比0・7%増の3335億1300万円、4年連続でトップになった。
 2位はコープさっぽろと業務提携先の魚長(本社・函館市)のコープさっぽろグループは、店舗数127、売上高は同0・4%増の3058億200万円、3位はラルズや道北アークス(本社・旭川市)、福原(同・帯広市)、道東アークス(同・北見市)、道南ラルズ(同・函館市)、東光ストア(同・札幌市中央区)のアークスグループで、店舗数は217、売上高合計は同0・6%減の3040億4100万円だった。

 上位50社の売上高合計は前年度比0・1%増の1兆1912億5800万円、上位10社の売上高合計は同0・2%増の1兆352億3100万円だった。

1位から20位までの法人名と売上高は次の通り。カッコ内は前期比伸び率。
①コープさっぽろ 2945億5900万円(0・6%増)
②イオン北海道 2042億3300万円(0・5%減)
③マックスバリュ北海道 1292億8000万円(2・6%増)
④ラルズ 1286億円(0・5%増)
⑤ホクレン商事 644億2200万円(1・2%減)
⑥東光ストア 449億3000万円(1・2%減)
⑦道北アークス 433億2200万円(3・2%減)
⑧福原 427億1700万円(1・1%減)
⑨北雄ラッキー 422億9000万円(1・4%減)
⑩ダイイチ 408億7800万円(3・3%増)
⑪道南ラルズ 243億1700万円(0・0%)
⑫道東アークス 201億5500万円(0・4%減)
⑬北海道ジェイ・アール・フレッシュネス・リテール 176億2000万円(2・3%減)
⑭豊月 158億8400万円(1・8%増)
⑮魚長 112億4300万円(3・8%減)
⑯津司 110億円(0・0%)
⑰東武 57億円(1・7%減)
⑱ダイゼン 51億6600万円(11・5%増)
⑲モリワキ 43億4200万円(3・1%増)
⑳ハピオ 37億9000万円(0・0%)

「サツドラ屯田8条店」(札幌市北区)オープン

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 サツドラホールディングス(HD、本社・札幌市北区)の子会社、サッポロドラッグストアー(同・同)は、1月30日に「サツドラ屯田8条店」をオープンさせた。(写真は、1月30日に新規オープした「サツドラ屯田8条店」)

 出店場所は、札幌市北区屯田8条7丁目10番33号で、屯田4番通の「セブンーイレブン札幌季実の里店」、「西松屋札幌屯田店」の並び。北区での「サツドラ」は7店舗目となる。
 店舗面積は約300坪(約990㎡)で、医薬品、化粧品、日用品・家庭用品、食品酒を揃えている。建物の設計、監理は一級建築士事務所大和ハウス工業北海道支社(札幌市東区)、施工は大和ハウス工業北海道支社(同)が担当した。

 サッポロドラッグストアーは2020年5月期に「サツドラ」8店舗の出店を計画している。これまでに19年8月9日に「函館石川店」、同年10月17日に「函館柏木町店」、同年11月9日に「南22条店」をオープンさせている。

ダイイチの2020年1月度売上高は103・4%

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 食品スーパー、ダイイチ(本社・帯広市)の2020年1月度売上高前年比が3日、開示された。それによると既存店売上高は前年同月比103・4%となり、昨年10月以降、4ヵ月連続で前年を超えた。(写真は、旭川市内の「ダイイチ花咲店」)

 昨年9月の売上高は一昨年の胆振東部地震の反動減があって96・1%と前年割れだったが、消費増税のあった10月以降は前年超えを続けており、増税の影響はほとんど出ていない。

 部門別の売上高前年比は次の通り。
■青果 102・0%
■水産 102・8%
■畜産 104・8%
■惣菜 104・0%
■デイリー 103・9%
■一般食品 103・6%
■日用雑貨 110・8%
■その他 94・1%
 客数は前年同月比103・4%、客単価は100・0%だった。

「アインズ&トルペ」が西日本展開強化、百貨店「大丸」梅田・京都・下関に出店

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 アインホールディングス(本社・札幌市白石区)は、事業子会社のアインファーマシーズ(同・同)が展開しているドラッグ&コスメの「アインズ&トルペ」を「大丸梅田店」(大阪府大阪市)、「大丸京都店」(京都府京都市)、「大丸下関店」(山口県下関市)の店内にそれぞれ出店する。百貨店内への出店はこれで6店舗になる。(写真は、札幌市内の「アインズ&トルペ」)

 百貨店の「大丸」を展開する大丸松坂屋百貨店(本店・東京都江東区)は、お客にとって「楽しい店舗とは何か」、「魅力的な店舗とは何か」を追求、新しい買い物体験を提供できる店づくりを目指している。一方、「アインズ&トルペ」は、「女性が1時間楽しめる店」をコンセプトにしたトータルビューティーショップ。これまで、百貨店内への出店は「西武池袋本店」(2009年11月出店)、「京王百貨店新宿店」(17年8月出店)、「小田急百貨店町田店」(17年8月出店)だったが、今回、大丸松坂屋百貨店から出店の誘いがあり「大丸」3店舗への出店を決めた。

 出店時期は、「大丸下関店」が3月中旬で1階、売り場面積約275㎡(約83坪)、「大丸梅田店」は4月下旬で5階、売り場面積約342㎡(約103坪)、「大丸京都店」も4月下旬で3階、売り場面積約299㎡(約90坪)。いずれの店舗も、客層に応じた店舗づくり、商品展開を進める。

 現在、「アインズ&トルペ」は札幌15店舗(新千歳空港含む)、仙台1店舗、首都圏36店舗、名古屋2店舗、大阪3店舗、神戸1店舗の58店舗を展開しており、同社の決算期にあたる4月末までには61店舗に増える。
 同社では今後、西日本地区に積極出店していく考えで、福岡の商業施設「KITTE HAKATA」に入っている博多マルイの店内にも出店する予定だ。(※丸井は日本百貨店協会に加盟しておらず百貨店に分類されていない。このためアインファーマシーズは「アインズ&トルペ丸井錦糸町店」などを百貨店内への出店としていない)

食品スーパー豊月、「フードD365見山店」建て替え増床、9月末オープン

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 苫小牧を拠点に道央圏で食品スーパー「フードD365」を13店舗展開している豊月(本社・芦別市、本部・苫小牧市)は、苫小牧市見山町2丁目3ー3の「フードD365見山店」を建て替える。既存店を取り壊して建て替え増床、2020年9月28日のオープンを予定している。(写真は、苫小牧市永福町1丁目にある豊月本部)

 道が4日開示した大規模小売店舗立地法に基づく新設店舗の届出で明らかになった。豊月の「見山店」は、1973年11月に開店した店舗で今年が築47年目。老朽化していることや店舗面積が小さく十分な品揃えができないことから建て替え増床を決めた。

 大店立地法の届出によると、店舗面積の合計は約528坪(1745㎡)、駐車場の収容台数は52台、駐輪場の収容台数は30台、荷さばき施設の面積は約18坪(60㎡)。営業時間は最大で午前7時から午後9時50分。

 既存の「見山店」は春に解体し、新店舗建設に入る。総投資額は5億円程度を見込んでいる。「見山店」はピーク時で年間14億円の売り上げがあったが、競争激化で最近は売り上げが半減していた。豊月では今回の増床で売り上げを倍増させたい考え。

 同社の20年1月期決算は、売上高約150億円、経常利益は約2億8000万円になったようだ。売上高は減少傾向が続いているがCGC加盟による商品調達コスト低下や店舗自前化、販促チラシ回数の減少によるコスト低減の効果が出て増益傾向が続いている。

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