Quantcast
Channel: 流通 | リアルエコノミー
Viewing all 5240 articles
Browse latest View live

「スーパーアークス豊岡3条店」(旭川市)明日20日オープン

$
0
0

 アークス(本社・札幌市中央区)グループの道北アークス(同・旭川市)は、20日(土)午前8時30分に「スーパーアークス豊岡3条店」(旭川市豊岡3条4丁目4番5号)をオープンさせる。旭川市内では4店舗目の「スーパーアークス」業態の店舗となる。コロナ下、感染防止対策を図り開店時に混雑した場合は入場制限を行う。(写真は、「スーパーアークス豊岡3条店」が入る建物)

「スーパーアークス豊岡3条店」は、これまで「ホクレンショップ」や「ダイイチ」が展開していた店舗跡を利用して出店する。生鮮の農産物コーナーでは、地元JAあさひかわ地域内で生産された新鮮な農作物を販売する「JAあさひかわ農作物直売所」コーナーを設置。水産コーナーは季節ごとに鮮度と旬にこだわった水産物を豊富に揃え、食肉コーナーでは焼肉の種類を充実させるなど様々なメニュー提案を行う。

 生鮮品や惣菜関連では、インストアの作業を軽減、センター機能を持つ「DaMC」(ダマック=道北アークス・マザー・センターの略)を活用して商品供給する。店舗オペレーションの省人化、省力化を徹底するとともに買い求めやすい価格を実現する。
 焼きたてや作りたての惣菜は一部インストア生産、「豊岡食堂」のコーナーを設置して提供する。その他にもフライパンで加熱するだけで食べられる「サーモンバジルソテー」、「ホタテのバジルアヒージョ」など味付け済商品も揃える。懐かしい駄菓子コーナーでは昔ながらの商品や定番の菓子を提供する。

 店舗面積は約533坪(約1765㎡)、100円ショップ「Watts(ワッツ)」も同時オープンする。営業時間は平日が午前9時から午後9時、土曜・日曜・祝日は午前8時30分から午後9時。休業日は1月1日。駐車台数は258台。


コメリが余市町進出、「ハード&グリーン」2021年1月出店

$
0
0

 ホームセンターを全国に約1200店舗展開しているコメリ(本社・新潟市南区)は、近くて便利なホームセンター業態である「コメリハード&グリーン」の「余市店」(余市郡余市町黒川町654ー7)を2021年1月に出店する。道内の「ハード&グリーン」は12店舗目になる。(写真は、「コメリハード&グリーン千歳向陽台店」)

 コメリは現在、道内で大型ホームセンター「コメリパワー」7店舗、「ハード&グリーン」11店舗の合計18店舗を出店している。「ハード&グリーン」は、金物工具や資材建材、農業資材のほか家庭日用品、ペット用品、園芸用品などコンビニエンス的に品揃えしたホームセンター。これまでに、上川郡清水町や同郡美瑛町、夕張郡栗山町、空知郡上富良野町など主として郡部に出店してきた。これまではパワー業態の店舗を含めて札幌より東に出店するケースが多かったが、今回は初めて札幌より西方面に当たる後志管内に出店することになった。

 店舗面積は約1220坪(約4029㎡)で、駐車場の収容台数は86台。店舗はコメリが自前で建設する。営業時間は、最大で午前6時30分から午後9時30分。オープン予定日は21年1月1日。余市町では、DCMホーマック(本社・札幌市厚別区)が「余市店」(黒川町10丁目3ー32)を展開している。

低コスト運営の「スーパーアークス豊岡3条店」、年商9億円で利益確保

$
0
0

 道北アークス(本社・旭川市)は20日、同社4店舗目の「スーパーアークス」業態となる「豊岡3条店」(豊岡3条4丁目4番5号)をオープンさせた。近隣には「DCMホーマック豊岡店」、「GU旭川豊岡タウンプラザ店」、「シュープラザタウンプラザ旭川豊岡店」が集積している。(写真は、20日オープンした「スーパーアークス豊岡3条店」)
(写真は、同社初の取り組みとなるJAあさひかわ地域内で生産された農産物の販売コーナー「あさがお」)

 この店舗は、これまでに「ホクレンショップ」や「ダイイチ」が出店してきたが、近くに競合店があり採算を取るのが難しい立地で、いずれも撤退している。道北アークスは、直近に小型店3店舗を閉店しており、それら店舗で使われていたレジや冷ケースを再利用するなどして出店コストを抑えた。運営面でも畜産の大半を自社センターでパック化、そうすることで店舗のインストア生産が惣菜類などに絞ることができ、オペレーション人数を減らすことができた。同社の他のスーパーアークス店舗では生鮮部門(農産・畜産・水産・惣菜)にそれぞれ責任者を配置しているが、この店舗は精肉と惣菜を1部門として3人体制で見るなど固定費を抑え損益分岐点を低くできるため、黒字化が可能としている。
 店舗面積は他のスーパーアークス店舗よりも小さい約533坪(1765㎡)、年間売上高9億円を見込む。店舗周辺には少人数世帯や単身世帯が多いため、個食化に対応したサイズや量の商品を他の「スーパーアークス」店舗よりも増やして展開する。

(写真は、店内素材を利用した惣菜、弁当のコーナー)
(写真は、同社の「スーパーアークス」店舗では定番になっている駄菓子コーナー)

 新たな取り組みとして、農産や水産、畜産の各部門が仕入れた店内素材を利用した惣菜や弁当を製造、コーナー販売を始めている。店舗所有者はセントラルリーシングシステム(本社・札幌市)で道北アークスは定期借家契約を新たに結んだ。
 近くには、旭川龍谷高校があるが、同校の移転が浮上しており、その跡地に同店を含む商業施設の誘致を模索する動きもある。道北アークスはこうした流れに乗る目的もあって今回の出店を決めた。

「トライアル苫小牧西店」7月下旬オープン、既存店閉店など地区戦略再構築

$
0
0

 ディスカウントスーパーを全国展開するトライアルカンパニー(本社・福岡市博多区)が、7月下旬の「スーパーセンタートライアル苫小牧西店」(苫小牧市錦岡53番地1ほか)の新規オープンに向け、苫小牧市内の既存店を閉店するなど地区戦略を再構築する。
(写真は、閉店した「スーパーセンタートライアル苫小牧店」=上と閉店予定の「ディスカウントストアトライアル大成店」)

 トライアルは、苫小牧市内で3店舗を展開してきた。2008年にカウボーイ店舗跡を承継して出店した「スーパーセンタートライアル苫小牧店」(字糸井135ー1)が最初の店舗で、2店舗目は12年10月に「大成ショッパーズ」店舗跡に居抜き出店した「ディスカウントストアトライアル大成店」(大成町1丁目1番2号)。売り場面積約250坪(約825㎡)でトライアル店舗としては小型サイズ。

 3店舗目が、14年7月に新規出店した「スーパーセンタートライアル苫小牧東店」(柳町1丁目6番9号)。この店舗は、売り場面積約1160坪(3828㎡)で食品からドラッグ、カー用品、家電などが揃う24時間営業のトライアル標準フォーマットの店舗。トライアルは現在、「スーパーセンタートライアル苫小牧西店」を建設中。売り場面積は約1306坪(約4312㎡)、標準フォーマットの店舗で7月下旬にはオープンを迎える。トライアルは、この新店オープンに向け、既存の「苫小牧店」を6月7日に閉店しており、近く「大成店」も閉店する予定で準備を進めている。
 こうした店舗再構築を行って、苫小牧地区では「東店」と「西店」の東西2店舗体制を固めマーケットシェアを高める戦略を取る。

セコマ、バイオマス素材配合レジ袋で7月以降も無料化継続

$
0
0

 セコマ(本社・札幌市中央区)は、7月1日から義務付けられるレジ袋有料化に際して、有料化の対象外となるバイオマス素材30%配合のレジ袋を使用して無料化を継続する。コロナ禍が経済へのダメージを強める中で、消費者の負担感が増すのは得策ではないと判断、当面無料化を継続する。(写真は、セイコーマート店舗)

 国は7月1日からレジ袋の有料化を義務付けるため、無料配布しているドラッグストアやコンビニエンスストアなどは有料化対応を進めている。そんな中で、セコマはグループ小売店1224店舗(セイコーマート1172店舗、ハマナスクラブ35店舗、ハセガワストア13店舗、タイエー4店舗)で使用するレジ袋の素材を見直し、バイオマス素材30%配合の新しいレジ袋を使用することで、化石燃料を原料とするプラスチックの使用削減を進めることにした。バイオマス素材は再生可能資源から作られるもので、化石燃料への依存度を低減させ、CO2排出削減で地球温暖化防止への貢献も期待されている。

 このレジ袋は国が義務化する有料化の対象外となるものだが、当初はセコマも有料化のへ方向で検討を進めてきた。ただ、新型コロナウイルスの感染拡大で経済への影響が拡大、在宅勤務やテレワークの普及もあってコンビニ需要は大きく変化している。  
 ウィズコロナと向き合う20年下半期以降は個人消費の落ち込みも懸念されるため、レジ袋有料化による負担感の増加は消費の冷え込みに拍車をかけかねない。こうした背景もあってセコマは無料化を当面継続して有料化の時期を見極めることにした。

ツルハが今期北海道で21店舗出店、純増10店舗で期末414店舗を計画

$
0
0

 ツルハホールディングス(HD、本社・札幌市東区)の子会社、ツルハ(同・同)は、2021年5月期の北海道内の純増店舗数を10店舗にする計画だ。(写真は、昨年7月に移転新築した「ツルハドラッグ旭川4条店」。発祥の店舗を承継する店舗)

 ツルハHDは22日に20年5月期決算を発表した。売上高は前期比7・5%増の8410億3600万円、営業利益は同7・6%増の450億1300万円、経常利益は同6・9%増の462億9800万円、純利益は同12・4%増の278億9900万円になった。北海道の売上高前期比は全店が108・0%、既存店が103・8%で順調に伸びた。北海道地区の売り上げ構成比は18・3%で前期と同じだった。
 
 店舗数は、20年5月期末で404店舗。前期末は401店舗で開店23店舗、閉店20店舗、純増3店舗だった。
 21年5月期末の店舗数は414店舗を予定。期中の開店は21店舗、閉店は11店舗で純増は10店舗になる見通し。引き続き出店攻勢をかけるが、とりわけ発祥の地である旭川市内ではドミナント(集中)出店を積極的に仕掛ける意向だ。

北雄ラッキーが外国人技能実習生用の宿舎建設

$
0
0

 食品スーパーの北雄ラッキー(本社・札幌市手稲区)は、小樽市銭函2丁目に同社で働く外国人技能実習生用の宿舎を建設した。投資額は2億1500万円。(写真は、北雄ラッキーが建設した外国人技能実習生用の宿舎)

 同社は、2016年にベトナムの外国人技能実習生4人を受け入れて以降、毎年同国から技能実習生を受け入れている。30人を超える人数になってきたため自前で宿舎を整備することにした。それまでは民間アパートなどに分散居住していたが、一拠点化することで、実習先の同社惣菜工場(小樽市銭函3丁目)などへの送迎も効率化できる。

 宿舎は2階建てで名称は「エルハイム」。定員は64人で現在は35人が入居する。そのうち11人は3年間の実習期間を終えて帰国する予定だったが、コロナ禍のため帰国できず実習期間が3ヵ月間延長されている。また、今年4月から新たに12人を受け入れる予定だったが、コロナの影響で入国が制限されている状態でこちらも3ヵ月程度遅れている。実習生はすべて女性で20~30代。WiーFiを完備し、庭を利用した菜園で実習生たちが野菜などを育てている。

 35人の大半が惣菜工場で実習しているほか一部店舗のインストア実習も行っている。その他「倶知安店」(虻田郡倶知安町)でも6人の実習生が働いており、ベーカリー、惣菜、鮮魚の3部門に配属されている。
(写真は、実習生たちの手による菜園)

札幌の「IKEUCHI GATE」、前身から67年の役割終え解体

$
0
0

 商業施設所有・運営の丸ヨ池内(本社・札幌市中央区)が札幌市中心部で展開しているファッションビル「IKEUCHI GATE」(南1条西2丁目)が、6月21日に営業を終了した。「丸ヨ池内」の屋号時代から67年、昭和、平成、令和と賑わいを創出してきたビルが間もなく解体される。(写真は、67年間の役目を終えた「IKEUCHI GATE」)

「IKEUCHI GATE」は、1953年に竣工した現在の建物がベースになっている。その後、増築を重ね73年に現在の地下1階、地上8階のビルになった。延べ床面積約3087坪(1万189㎡)、売り場面積約1944坪(6417㎡)。
 当初は、百貨店「丸ヨ池内」の屋号で展開していたが、73年頃は「丸井今井」のグループ企業として大通ゾーンの賑わい創出にひと役買った。バブル崩壊後は、丸井今井グループから離脱、ファッションビルへの路線転換を進めた。
 
 丸ヨ池内は、南1条通を挟んだ向かい側にあった「三越札幌アルタ」(南1条西2丁目)を承継、2011年4月に「IKEUCHI ZONE」としてオープンさせ、丸ヨ池内の名前で展開してきた既存のビルも「IKEUCHI GATE」に変更、ツインのファッションビルとして時代に即した発信拠点になってきた。
 今後の方針について同社は、「解体後の跡地利用は現在検討中で明確に答えられる段階ではありません。コロナ問題もあって見通しが立てづらいため、再開発時期は遅れる可能性もあります」(広報)と話している。商業地の四つ角は活気を生むスポットだけに、早期の新ビル誕生が期待されている。


土用の丑の日は北海道の「さんま蒲焼重」、セコマが予約受け付け開始

$
0
0

 土用の丑の日に向けてセコマ(本社・札幌市中央区)が今年も「さんま蒲焼重」の予約受け付けを22日より開始した。セコマが2012年の土用の丑の日から始めた「さんま蒲焼重」、昨年は約30万食を販売するなどこの時期のヒット商品になっている。(画像は、セコマが販売する「さんの蒲焼重」)

 セコマが「さんま蒲焼重」を始めたのは、国産うなぎの高値で「うなぎ蒲焼重」の価格が高止まりしていたため、サンマの市場拡大を狙って投入したもの。根室花咲港で水揚げされたさんまを、グループ会社の北嶺(根室市花咲港)が調達して加工。タレやスープ、味付け肉を製造している北源(小樽市銭函3丁目)が、さんまに合う焼きたれや食べる直前にかける「かけだれ」を開発して、12年の土用の丑の日からセイコーマート店舗の「HOT CHEF」で販売を始めた。

 毎年販売数が増え、昨年は約30万食と当初の販売数の3倍に拡大。セコマの提案による「土用の丑の日にさんま蒲焼重」が着実に北海道の食文化として広がっている。

 今年の予約受け付けは、「一の丑」(7月21日)に向けてが、6月22日から7月13日(月)まで。受取日は7月20日(月)と21日。「二の丑」(8月2日)に向けてが、6月22日から7月24日(金)まで。受取日は7月31日(金)、8月1日(土)、2日(日)。

 受付店舗は、一部を除く店内調理品HOT CHEF取扱店舗(北海道798店舗、関東76店舗)。予約特典としてコカ・コーラ「からだすこやか茶W350ml」1本をプレゼント。店頭販売は、7月7日(火)からで、こちらはなくなり次第終了となる。
 価格は北海道480円(8%税込み518・40円)、茨城県・埼玉県は510円(同550・80円)。予約は店頭や電話(フリーダイヤル0120ー51ー5489)、セイコーマートのホームページからネット予約もできる。

ダイイチが「オーケー店」(音更町)改装、7月3日オープン

$
0
0

 ダイイチ(本社・帯広市)は、河東郡音更町の「オーケー店」(木野大通西17丁目1ー4)を一時休業してリニューアル、7月3日(金)にオープンさせる。建物の屋根やバックヤードを全面改修するとともに店舗レイアウトも変えて、より地域ニーズに合致した品揃えを進める。(写真は、ダイイチの「オーケー店」)

「オーケー店」は、築26年の店舗。元々は別資本の「スーパーオーケーセンター」だったが、ダイイチは2009年に子会社化、16年に吸収合併して本体に組み入れた。「オーケー」は、音更と木野の頭文字から取った名称で、地域住民の支持を得て親しまれている店舗。

 今回は、老朽化している部分を全面改修するため6月23日から一時休業、10日間かけて屋根やバックヤードの補修、冷蔵ケース、什器類の入れ替えを行い、店舗レイアウトも見直す。これによって売り場面積は、従来の約630坪から約40坪増床する。
「オーケー店」の商圏に住む住民の年齢層は、19歳以下と70歳以上が半数近くを占めるほか所得も比較的高い層が多い。こうした商圏の特徴を生かした量目や品揃えでニーズに応える。

「オーケー店」から約1・2㎞離れた場所には、ダイイチの「音更店」(木野大通東12丁目3ー1)がある。今回のリニューアルによって、2店で年間売上高45億円を目指し地域シェアを高める。

イオン北海道、「ザ・ビッグ東雁来店」をリニューアルオープン

$
0
0

 イオン北海道(本社・札幌市白石区)は26日、低価格食品スーパー「ザ・ビッグ東雁来店」(同市東区東雁来10条3丁目1番6号)をリニューアルオープンさせた。2012年10月20日に「マックスバリュ」業態から「ザ・ビッグ」業態に転換して以来、ほぼ8年ぶりのリニューアルになる。(写真は26日にリニューアルオープンした「ザ・ビッグ東雁来店」)

「ザ・ビッグ東雁来店」は、「DCMホーマック東雁来店」、「ツルハドラッグ東雁来店」などが集積する「東雁来ショッピングセンター」(大和情報サービスが運営)内の店舗。6月16日から一時休業、10日間かけてリニューアルした。

 ポイントは、水産・畜産を中心に冷凍食品売り場を拡大したこと。リーチイン冷蔵ショーケースをこの店舗に初導入したほか、平置き冷蔵ショーケースをスライド方式に転換、ケース内の冷気を保ち省エネに繋がるようにした。なお、リーチイン冷蔵ショーケースは農産、デイリー、アイスにも導入しており、同社が展開する食品スーパーの中では導入台数が最大になった。

 また、冷凍食品や加工食品の什器の棚を手前に引き出せるようにして補充作業が効率化できるようにしたほか、棚の間の距離を狭くすることで商品数を増やせるようにした。

 その他にもデリカゾーンの拡大、焼きたてパン「ボストンベイク」のコーナーを売り場と一体化して買い回り性を高めた。イオン北海道では、今回のリニューアルによって同店の売り上げをリニューアル前から10~15%引き上げるとしている。

ジョイフルエーケーのペット専門店「ペットワールドPROX西岡店」、7月8日オープン

$
0
0

 住宅資材卸販売、キムラ(本社・札幌市東区)の子会社で大型ホームセンターを展開するジョイフルエーケー(同・同)は、ペット専門店「ペットワールドPROX(プロックス)西岡店」(札幌市豊平区西岡3条5丁目5ー3)を7月8日(水)午前9時にオープンさせる。ペット専門店としては3店舗目。拡大するペット市場でチェーン展開を狙う。(写真は、7月8日にオープンする「ペットワールドPROX西岡店」)

 ジョイフルエーケーは、大型ホームセンター「ジョイフルエーケー」を札幌市内、北広島市内、江別市内、帯広市内に各1店舗展開している。同ホームセンター内でもペットコーナーを展開しているが、「ペットワールドPROX」は、ペット専門店として特化したもの。犬や猫、希少な熱帯魚や爬虫類まで揃え、ゲージなど飼育に必要なアイテム、専門店に匹敵するハイグレードなペットフードやおやつなども豊富に揃えている。また、ペットサロン、ペットホテルのサービスも提供、半径4km圏内では送迎トリミングサービスも行っている。

 1号店は、2017年12月にオープンした「新発寒店」(札幌市手稲区)。2号店は、19年11月にオープンした「伏古店」(同市東区)。今回オープンする「西岡店」は、複合商業施設「ビバパークにしおか」内への出店。「産直生鮮市場西岡店」と隣接しており、19年6月に撤退した「レッドゾーンプライス文教堂西岡店」跡への居抜き出店となる。「ビバパークにしおか」には、他に「100円ショップSeria西岡店」や「東京靴流通センター西岡店」、「セカンドストリート西岡店」、「JOY FIT札幌西岡」、「サイクルプラザ」、「札幌王将苑」が集積している。営業時間は、7月8日から12日までは午前9時から午後8時、13日からは通常営業で午前11時から午後8時まで。
「PROX」は、「近くに」の造語。お客により近づくことで利便性を向上させ、様々なサービスを充実させるという思いを込めている。

セコマ×北海道×カゴメ、「野菜を食べようキャンペーン」10周年記念行事開催

$
0
0

 セコマ(本社・札幌市中央区)と北海道、カゴメ(同・名古屋市中区)は6月30日、道庁赤れんが庁舎前庭で道民の野菜摂取量を増やす共同キャンペーンの10周年記念行事を行った。(写真は、「野菜を食べようキャンペーン」10周年記念行事。左からセコマ・丸谷智保会長、北海道・鈴木直道知事、カゴメ・山口聡社長)

 セコマと道は、2011年から協働企画「野菜を食べようキャンペーン」を実施している。これは、北海道健康増進計画「すこやか北海道21」に基づき、道民の野菜不足を解消、健康的な生活を応援するためのもの。3年前からカゴメも参画、今回10年目の節目でありウィズコロナの新しい生活様式の中で健康の大切さを訴える場として記念行事を行った。

 出席した鈴木直道知事は、「新型コロナウイルスとの戦いが続いているが、健康を維持する上でバランスの取れた食事をするのが何よりも大切。1日350gの野菜摂取を目標に掲げているがまだ届いていない。野菜を摂って健康を維持しながら、コロナ禍の夏を道民みんなで乗り越えていきたい」と挨拶した。

 セコマの丸谷智保会長は、「この取り組みを初めて10年目、22回目のキャンペーンになるが、キャンペーン対象商品の販売数量は累計2000万個以上となり野菜摂取の促進に繋がっている。コロナの時代を乗り切っていくためにも、野菜を食べようキャンペーンを3者協調して推進したい」と話した。
 カゴメの山口聡社長は、「ウィズコロナの時代、野菜を食べて免疫力を高めたいというニーズはこれまで以上に高まっている。野菜を手軽に取れる商品の提供で、道民の健康長寿に貢献したい」と述べた。

 記念行事では、カゴメがドイツのメーカーと共同で開発した野菜摂取量測定器「ベジチェック」のモデル測定も行われた。手のひらをパネルにかざすだけで体の野菜摂取量が数値化されるもので、鈴木知事がトライすると350gの数値が表示され、奇しくも道の推奨摂取量と同じだった。鈴木知事は、「お味噌汁に野菜を入れたり野菜ジュースなどを飲むようにしています」と話した。
(写真は、野菜摂取量測定器「ベジチェック」で350gの数値が出た鈴木知事)

「ドン・キホーテ手稲店」に「深澤青果」がテナント出店

$
0
0

 札幌で野菜・果物の青果専門店を展開する「深澤青果」は、7月下旬に「ドン・キホーテ手稲店」(札幌市手稲区前田5条11丁目7ー10)にテナント出店する。(写真は、「ドン・キホーテ手稲店」)
(写真は、「ドン・キホーテ手稲店」内の「深澤青果」出店場所)

「深澤青果」を展開しているのは、有限会社DEEP(札幌市白石区)。「本店」(同)、「本郷市場店」(同)、「二十四軒店」(西区)の路面店3店舗を展開していたが、2019年11月に「サツドラ東雁来店」(東区)内に出店。他の大三ミート産業(本社・福岡県田川市)の精肉、むすんでひらいて(同・同県鞍手郡鞍手町)の惣菜とともにコンセッショナリー方式(売り場を借りて出店する専門店)での出店を果たした。その後、「サツドラ千歳店」(千歳市)内にも出店している。

 今回は、「ドン・キホーテ手稲店」内への出店となる。「ドン・キホーテ」は、生鮮食品を含めた食品を自前展開している店舗もあるが、「手稲店」は、日配品や加工食品、飲料、菓子、酒類などを取り扱っているものの青果は取り扱っていなかった。「深澤青果」の出店場所は、現在はレジコーナーがある近く。内装工事が進んでおり7月下旬にオープンする予定。今回の出店で、「深澤青果」の店舗数は6店舗になる。

「コストコ石狩」来春開業に向け着工、高まる期待

$
0
0

 北海道2店舗目となる会員制の大型倉庫型店舗「コストコホールセール石狩倉庫店」(仮称)の建設が始まった。建設地の石狩市新港南2丁目の広大な敷地には、大型杭打ち機やクレーン車が何台も並び、行き交う作業員の姿に躍動感が漂う。来春の開業に向け一帯は熱気に包まれる。(写真は、建設が始まった仮称「コストコホールセール石狩倉庫店」)

 コストコホールセールジャパン(本社・川崎市川崎区)が展開する「コストコホールセール」の石狩市への出店が明らかになったのは、今年2月末。同社が、北海道に「北海道地域商業の活性化に関する条例」の規定により店舗新設を届け出たためだ。

 出店が明らかになると、コストコファンのみならず、道央圏の多くの道民から期待の声が上がった。買い物プラスアルファの発見があるリアル店舗として「モノ+コト消費」のワクワク感が店舗にはあるからだ。
 そんな声を受けて、いよいよ建設が始まった。場所は、札幌中心部から約15㎞北部で工業団地「石狩湾新港地域」に近接するゾーン。かつてバブル期にダイエーが大型店舗を計画したことがある土地の隣接地に当たり、石狩開発が土地造成をして以来、30年以上も塩漬けだった場所だ。

 敷地面積は、約2万坪(6万6000㎡)。店舗面積は約3181坪(1万500㎡)でガソリンスタンド(約183坪=約603坪)も併設する。店舗の設計、監理はKatachi ap(東京都港区)、施工は大成建設(本社・同都新宿区)の札幌支店(札幌市中央区)。工期は2021年5月31日までとなっている。

 コストコホールセールジャパンは、2007年11月に札幌市清田区美しが丘1条9丁目に「コストコホールセール札幌倉庫店」(こちらも施工は大成建設札幌支店)を開業している。この店舗は、札幌市の東部に位置していることから西部、北部での2店舗目が待たれていた。石狩市への出店で、後志圏や空知北部圏の集客も見込めそう。新店舗は、一般民家の北限に隣接する地域で冬季には暴風雪も多い。店舗従業員は約300人を予定しているが、雪の問題で募集が難航するのでは、という声もある。ともあれ、北海道の原風景に近い場所への出店は、むしろコストコには適しているのかもしれない。


広報誌「ちょこっと」誌面の売り場展開、「コープさっぽろソシア店」で1週間限定

$
0
0

 コープさっぽろ(本部・札幌市西区)は、7月1日から7日(火)まで「ソシア店」(札幌市南区川沿5条2丁目3ー10)でコープさっぽろの無料広報誌「Cho-co-tto(ちょこっと)」の誌面を活用した「ちょこっと売り場」を展開している。(写真は、コープさっぽろソシア店の「ちょこっと売り場」)

 コープさっぽろの組合員向け広報誌は「班員通信」、「コープファミリー」、「ぴあっと」と続き、「ちょこっと」が4代目。毎月1日に発行しており、直近の7月号が100号目。『北海道のおいしいを育てよう』をコンセプトに生産者やレシピ、北海道の郷土料理などを紹介している。A5判横長サイズで発行部数は約57万部。

 今回、100号記念ということもあって、「ソシア店」限定で試験的な取り組みとして「ちょこっと売り場」を設置した。売り場には、誌面で紹介した商品を紹介するとともに料理の写真を活用したパネルやレシピPOPを取り入れている。設置場所は、1階農産側入り口のそば。

「ソシア店」は、コープさっぽろの旗艦店で新しい展開をここからスタートさせるパイロツト店舗と位置付けられている。今回の「ちょこっと売り場」は1週間の期間限定展開だが、今後、誌面を活用した販促手法として検討を重ねていく。

旭川に「スシロー」2店舗目、「ツルハドラッグ」と商業集積

$
0
0

 旭川市4条通1丁目の旧「コープさっぽろ4条通り店」跡地に建設中の「ツルハドラッグ」店舗と集積する飲食店は、あきんどスシロー(本社・大阪府吹田市)が展開する回転寿司の「スシロー」であることが分かった。旭川電気軌道(本社・旭川市)が所有する土地で、建物2棟を同社が建設、「ツルハドラッグ」と「スシロー」が賃借する。(写真は、旭川市4条通1丁目で建設が進んでいるツルハとスシローの店舗)

 土地面積は、約1725坪(5694㎡)。旧コープ店舗は既に解体され店舗建設が進んでいる。ツルハ店舗の敷地面積は約420坪(1389㎡)、店舗面積は約355坪(1174㎡)。市内のツルハ店舗の中でも比較的大型の店舗となる。オープン予定は12月25日で、近隣にある「ツルハドラッグ西店」(4条通3丁目)が移転し同店は閉店する。ツルハが展開する旭川市内の49店舗は変わらない。

「スシロー」は、約110坪(365㎡)の敷地面積を利用して店舗を構える。ツルハ店舗は敷地西側、スシロー店舗は敷地東側に配置される。2つの店舗に挟まれた中央部分が駐車場(78台収容)で、大規模小売店舗立地法に基づく道への届け出によると、ツルハ分は60台。車の出入り口は、国道12号線側と旭川トヨタ側、仲通り側からの3ヵ所で、ツルハ側に出入り口はない。建屋は平屋建てで施工は大和リース(本社・大阪市中央区)。

「スシロー」は、旭川市内に「旭川永山店」(永山2条5丁目2ー19)があり、今度の店舗は2店舗目。これによって道内店舗数は11店舗になる。オープン時期はツルハ店舗よりも後ずれしそうだ。

「業務スーパー札幌新道店」8月2日閉店、DCMサンワのFC店

$
0
0

 DCMホールディングス(本社・東京都品川区)の子会社で青森県や秋田県、北海道でホームセンターを22店舗展開するDCMサンワ(同・青森市)が、北海道内のホームセンター内で展開している低価格食品スーパー「業務スーパー」を相次いで閉店している。8月2日(日)には「札幌新道店」(札幌市東区伏古11条3丁目1ー50)を閉店、これで閉店は3店舗目になる。(写真は、DCMサンワ「札幌新道店」内で展開している「業務スーパー」のコーナー)

 DCMサンワは、2003年に神戸物産(本社・加古郡稲美町)とフランチャイズ契約をして、地盤の青森県内の自社ホームセンター内や単独店で「業務スーパー」の展開をスタートさせた。「業務スーパー」は、神戸物産が国内外で製造している加工食品類のPB(プライベートブランド)商品のほか青果、日配品、飲料、酒を低価格で販売するスーパーで、飲食店など業務用のほか一般買い物客も対象にしている。

 DCMサンワは、13年から北海道の自社ホームセンター内にも「業務スーパー」の出店を開始。同年4月18日の「函館本通店」(函館市)、24日の「上磯店」(北斗市)、27日の「登別店」(登別市)と矢継ぎ早に出店。5月9日には「砂川店」(砂川市)、14年1月24日には「札幌新道店」をオープンさせ、道内で5店舗体制にした。

 いずれもホームセンター売り場の一角に導入、ホームセンターと食品スーパーのワンストップ業態として注目されていた。最近では、コロナ禍で内食傾向が高まり、全国の「業務スーパー」の売り上げも大きく伸びている。その中で、DCMサンワは撤退に舵を切った。

 5月31日には「登別店」、6月28日には「砂川店」を閉店、8月2日には「札幌新道店」を閉める。いずれも7年程度の営業期間だった。閉店後のスペースはホームセンター売り場を増床して利用する。「函館本通店」と「上磯店」内にある「業務スーパー」は営業を続ける。

「マックハウス中標津店」跡に「ABCマート」出店

$
0
0

 標津郡中標津町の複合商業施設「フレスポ中標津」内に靴、衣料、雑貨の「ABCマート中標津店」が7月16日(木)にオープンする。(写真は、「マックハウス札幌屯田店」跡に居抜き出店した「ABCマート札幌屯田店」、「中標津店」も「マックハウス」跡への出店となる)

 出店場所は、「ツルハドラッグ」、「ダイソー」、「ビッグハウス」、「ユニクロ」、「DCMホーマック」が商業集積している大和リース(本社・大阪市中央区)運営の「フレスポ中標津」内。2019年2月11日に閉店したジーンズ、シャツ、インナー、デニムなどカジュアルファッションの「マックハウス中標津店」跡に居抜き出店する。

「マックハウス」を展開するマックハウス(本社・東京都杉並区)は、2019年2月期、20年2月期に営業赤字を計上、全国の中・小型の不採算店舗を閉店してきた。19年2月期は全国32店舗、20年2月期は38店舗を閉店。北海道では19年1月14日に「マックハウスアクロスプラザ滝川店」(滝川市)、同年2月11日に「マックハウス中標津店」(標津郡中標津町)、同年5月6日に「マックハウス札幌屯田店」(札幌市北区)、6月16日に「マックハウススーパーストアフューチャー稚内店」(稚内市)の4店舗を閉店した。

 そのうち「マックハウス札幌屯田店」跡には「ABCマート」が入り、「札幌屯田店」として19年6月29日にオープンさせており、「マックハウス」店舗跡への「ABCマート」出店は中標津店が2例目になる。

「ABCマート」を展開しているのはエービーシー・マート(本社・東京都渋谷区)。現在は道内に37店舗を営業しており、「中標津店」は38店舗目になる。

ダイイチの6月既存店売上高1・4%増、コロナ下で好調持続

$
0
0

 食品スーパーのダイイチ(本社・帯広市)は、2020年6月度の売上高前年比を開示した。全店売上高は、「豊岡店」(旭川市)の閉店と6月23日から改装のため一時休業している「オーケー店」(河東郡音更町)の影響で前年同月比99・1%になった。既存店売上高は同101・4%だった。(写真は、「ダイイチ白石神社前店」)

 今年の6月は、前年の6月よりも暦の関係で土曜日と日曜日がそれぞれ1回少なく売り上げに影響した。ベースとしては2月以降のコロナ禍による内食傾向が続いており需要は堅調。ダイイチが店舗展開している札幌地区、旭川地区は好調だが、地盤の十勝地区は「スーパーセンタートライアル帯広東店」が5月27日にオープンしたことにより6月はその影響を受けた。近くにある「ダイイチ東店」は6%程度の売り上げ減となったもよう。

 部門別売上高前年比は次の通り。
■青果 96・2%
■水産 101・0%
■畜産 101・5%
■惣菜 96・7%
■デイリー 99・3%
■一般食品 98・9%
■日用雑貨 118・4%
■その他 89・9%
 なお、客数は同88・8%、客単価は同111・6%だった。

Viewing all 5240 articles
Browse latest View live